思い出のアクセサリー
彫金アクセサリー
だいぶ前になりますが、彫金を習っていたことがありました。
純銀の地金に銅の割金を混ぜて溶かして、銀の純度が92.5%(silver925)のインゴットを作るところから始めます。(好みの純度でつくれます。)
出来上がった銀塊を、切って叩いて伸ばして削って磨いたりしながら、1つの作品を作っていきます。
細かくてひたすら地道な作業が多いですが、根気と集中力は身につきます。
アクセサリーを作ることの他に、金属に模様を彫り込んでいく、まさに「彫金」も習っていました。
彫金には洋彫と和彫があるのですが、洋と和では、使用する工具や彫り方が違います。
私は和洋どちらも習いましたが、洋彫では時々手に怪我をしました。
懐かしさと一緒に痛い思い出も甦ってきます。
今は「つくり」も「彫り」もやっていませんが、先日部屋の片付けをしていた時に、当時作った作品が出てきました。
これは非加熱のインディコライトで作ったリング。
一見黒っぽい色に見えますが、光にかざすと綺麗なインディコブルーが見えてきます。
トルマリンは加熱処理を施して綺麗な色を引き出したものが多いのですが、非加熱でも綺麗なものは希少です。
タンザナイトのメレを使ったクロスペンダント。
メレの彫り留めに苦労しました。
銀と十字架なので、ドラキュラ対策にもなります。
スミソナイトとスピネルのペンダント
これはよく身につけていました。
スミソナイトの濃いめのブルーに惚れ惚れです。
作った作品は他にもいくつかありますので、後日また思い出に浸ろうと思います。